皮膜(読み)ヒマク

デジタル大辞泉 「皮膜」の意味・読み・例文・類語

ひ‐まく【皮膜】

皮膚粘膜
皮のような膜。

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精選版 日本国語大辞典 「皮膜」の意味・読み・例文・類語

ひ‐まく【皮膜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 皮と膜。皮膚と粘膜。
    1. [初出の実例]「卵は常に二種の皮膜を以て囲繞せられ」(出典:日本昆虫学(1898)〈松村松年〉昆虫の変態)
  3. 転じて、区別しがたいような微妙な違い。→虚実皮膜
    1. [初出の実例]「芸といふものは実と虚との皮膜の間にあるもの也」(出典:難波土産(1738)発端)
  4. 皮のような膜。
    1. [初出の実例]「麝 じゃかう 〈略〉大抵臍麝香為最上、有皮膜之」(出典和漢三才図会(1712)三八)
  5. ひまく(飛膜)

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