タマウキガイ(その他表記)Globigerina bulloides

改訂新版 世界大百科事典 「タマウキガイ」の意味・わかりやすい解説

タマウキガイ
Globigerina bulloides

根足虫綱有孔虫目タマウキガイ科の原生動物。海洋のプランクトンで,世界の海に広く分布している。殻長は0.1~0.3mm,卵円形の殻室を渦巻状に配列していて,上面からはすべての殻室が見える。殻室はあとからできるもののほうが大きくなる。殻は薄い石灰質で,多くの小さい穴があり,その間より細長いとげを出している。死んで殻が中心となって海底に沈積したものをグロビゲリナ軟泥Globigerina oozeといい,大洋の水深2500~4500mの海底を覆っている。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タマウキガイ」の意味・わかりやすい解説

タマウキガイ
Globigerina bulloides

原生生物界有孔虫門タマウキガイ科。グロビゲリナともいう。殻長 0.1~0.5mm。卵円形の殻室が螺旋状に配列するが,あとからできる殻室のほうが大きくなる。殻室は薄い石灰質で,多数の細孔の上から長いとげが出ている。新生代始新世から現在にかけて世界的に分布している。死殻がほかの有孔虫類の死殻とともに沈積して,グロビゲリナ軟泥を形成することがある。

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