タラベラデラレイナ(その他表記)Talavera de la Reina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タラベラデラレイナ」の意味・わかりやすい解説

タラベラデラレイナ
Talavera de la Reina

スペイン中部,カスティリア・ラマンチャ州中部,トレド県の都市。トレド西方約 70km,タホ川北岸に位置する。ローマ属州時代に起源をもつが,11世紀にアルフォンソ6世がイスラム教徒から奪還。のちアルフォンソ 11世が妃に与えたことから「デラレイナ (女王の) 」と名づけられた。 16世紀から,羊毛絹織物陶磁器の生産が盛んであったが,一時衰退。現在は農業の中心地で,オリーブ油,農業機械,乳製品を産し,タバコ,綿花を集散する。 12~13世紀の城壁ゴシック様式聖堂がある。マドリードリスボンを結ぶ鉄道,道路が通る。人口6万 8341 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android