タレン石(読み)タレンせき

最新 地学事典 「タレン石」の解説

タレンせき
タレン石

thalenite-(Y)

化学組成Y3 Si3O10OH)の鉱物単斜晶系,空間群P21/n, 格子定数a1.038nm, b1.116, c0.7319, β97.23°, 単位格子中4分子含む。半透明,無~淡紅色,鮮赤色,硬度6.5, 比重4.4。二軸性負,屈折率α1.716, β1.723, γ1.729, 2V(-)69°。19世紀末にスウェーデン,Dalekarlia, Österbyのペグマタイトから発見。福島県水晶山,米国Arizonaからも産出。一般にメタミクト状態で産出。低温での加熱により原構造を回復するが,温度が高いとトルトベイト石構造に変わる。SiO4四面体が3連となった[Si3O108を構造単位にもつ。T.Thalenの名にちなみ命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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