普及版 字通 「タン・くらう」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] くらう
[字形] 形声
声符は敢(かん)。〔説文〕の敢声十一字のうち、この音の字がなく、の正字は啖、また啗(たん)に作る。〔説文〕二上啖字条に「(か)み啖(く)らふなり。一に曰く、(く)らふなり」という。また啗字条に「らはしむるなり。口に從ひ聲、讀むこと含(がん)と同じ」とあり、「徒濫切(タン)」という附音と異なる。啖が正字、・啗も同声によむ字である。
[訓義]
1. くらう。
2. むさぼる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕啖・ クラフ・ハム・イフ・スフ・フフム/啗 フクム・ククム・ハム・クラフ・フフム
[熟語]
飲▶・粥▶・▶・食▶・噬▶・石▶・飯▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報