ターゲット・マーケット(その他表記)target market

DBM用語辞典 「ターゲット・マーケット」の解説

ターゲット・マーケット【target market】

ターゲットとは、標的、攻撃目標、到達目標、対象、的の意味で語源はフランス語(小さい円卓の意味)。特定デモグラフィックやライフスタイルの特徴、あるいは購買パターンをもつ消費者をターゲットという。ターゲット・マーケティングは、ターゲットしたマーケットに、直接行われる広告やプロモーション活動のこと。広告やマーケティングのコミュニケーションをターゲットするプロセスのことで、ダイレクトメールやテレマーケティングはその典型である。ターゲットは、ジオグラフィック(購入あるいは使用場所)、デモグラフィック(年令、年収、職業)、そしてサイコグラフィック(購買動機、製品の使用レベル、ライフスタイル)を基準に定義される。ある製品を市場全体に売り込むよりは、むしろターゲット・マーケット・セグメントを選択する方が販促がより効果的になる。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティングDBM用語辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android