ダイアホル鉱(読み)ダイアホルこう

最新 地学事典 「ダイアホル鉱」の解説

ダイアホルこう
ダイアホル鉱

diaphorite

化学組成Ag3Pb2Sb3S8鉱物。単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a1.7987nm, b0.5900, c1.5860, β90.1°, 単位格子中4分子含む。鋼灰色で金属光沢のある不透明柱状結晶だが,通常は球状ないし楕円状粒子の集合体。よく発達した双晶あり。劈開なし,断口亜貝殻状,脆弱。モース硬度2.5~3,ビッカース硬度VHN20 200, 比重6.04。反射顕微鏡下では,白色,反射能38~44%,多色性は結晶粒界や双晶粒界で明瞭で白~レモン灰,異方性は弱く褐灰~鈍紫灰,斜消光で内部反射なし。硝酸に溶けてPbSO4を分離する。閃亜鉛鉱・方鉛鉱・石英・シデライトなどに伴って産する。多形と思われていたフライエスレーベナイトと明らかに異なるため,ギリシア語のdiaphora(相違)から命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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