ダキャルディ沸石(読み)ダキャルディふっせき

最新 地学事典 「ダキャルディ沸石」の解説

ダキャルディふっせき
ダキャルディ沸石

dachiardite

(Ca, Na2, K2)2(Al4 Si20 O48)・3H2Oの化学組成をもつダキャルディ沸石系の鉱物。現在dachiardite-Ca,dachardite-K,dachardite-Naの3種にわけられている。単斜晶系,空間群C2/m,格子定数a1.868nm, b0.750, c1.026, β107.9°~108.5°, 単位格子中1分子含む。無・白・淡褐色,ガラス光沢,板状結晶の放射状集合体。劈開{100}・{001}完全。硬度4~4.5,比重2.15。薄片中無色。屈折率α1.48,γ1.50, 二軸性正または負,2V20°~85°, 方位X=b。双晶と積層不整により複雑なドメイン構造をとる。固溶領域は広範囲にわたり,輝沸石―単斜プチロル沸石・モルデン沸石・フェリエ沸石の組成領域と重複。1906年発見者の父であり鉱物学者G.D’Achiardiにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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