改訂新版 世界大百科事典 「だっこちゃん」の意味・わかりやすい解説 だっこちゃん 黒人の子どもを模した,空気入りビニル製の人形。空気を入れてふくらませると輪形の腕で抱きつくのでこの名がある。目がウィンクするので商品名は〈ウィンキー〉。1960年4月日本でつくられた。大きさは30cmたらず,180円で売り出されたこの人形がブームを巻き起こし,半年間に50万個の売上げを記録した。アメリカやヨーロッパにも輸出され,アメリカではこれによく似たウィンキー・プリンキーという人形までつくられた。66年夏からつや消しビニルに改装,再登場している。執筆者:斎藤 良輔 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「だっこちゃん」の解説 だっこちゃん 株式会社タカラトミーのキャラクター。1960年登場。空気を入れて膨らませる黒いビニール人形で、腕に付けるファッションが大流行した。正式名称は「WINKY(ウィンキー)」。また2010年、発売50周年を記念してデザイン、キャラクターを一新した「VINKYS(ビインキーズ)」シリーズを展開。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by