現代外国人名録2016 「ダニエルシェヒトマン」の解説
ダニエル シェヒトマン
Daniel Shechtman
- 職業・肩書
- 物質科学者 テクニオン・イスラエル工科大学特別教授
- 国籍
- イスラエル
- 生年月日
- 1941年1月24日
- 出生地
- テルアビブ
- 別名
- 通称=シェヒトマン,ダン〈Shechtman,Dan〉
- 学歴
- テクニオン・イスラエル工科大学卒
- 学位
- Ph.D.(テクニオン・イスラエル工科大学)〔1972年〕
- 受賞
- ノーベル化学賞〔2011年〕,イスラエル賞〔1998年〕,ウルフ賞〔1999年〕,グレゴリー・アミノフ賞〔2000年〕
- 経歴
- 米国ジョンズ・ホプキンズ大学客員教授、テクニオン・イスラエル工科大学教授を経て、1998年同大特別教授。’82年アルミニウムとマンガンの合金の研究をする中で、固体の第三の状態である準結晶の存在を発見した。発見当初は“結晶構造の神”とも称された権威者ライナス・ポーリングに準結晶の存在を否定され不遇な時代を過ごしたが、ポーリングの死後に研究の再評価が進み、’99年ウルフ賞、2011年ノーベル化学賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報