ダビドドイエ(英語表記)David Douillet

現代外国人名録2016 「ダビドドイエ」の解説

ダビド ドイエ
David Douillet

職業・肩書
政治家,柔道家 元フランス・スポーツ相,元フランス下院議員(国民運動連合) アトランタ五輪・シドニー五輪柔道男子100キロ超級金メダリスト

国籍
フランス

生年月日
1969年2月17日

出身地
ルアン

経歴
11歳で柔道を始める。1992年バルセロナ五輪95キロ超級で銅メダル。’93年世界選手権95キロ級優勝、’95年世界選手権95キロ超級と無差別級で優勝。日本人選手以外で、世界選手権2階級制覇は史上初だった。’96年アトランタ五輪95キロ超級で金メダル。’97年世界選手権3連覇。2000年シドニー五輪100キロ超級決勝では、篠原信一に内また透かしで投げられながらも、不可解な判定優勢勝ちとなり、金メダルを獲得。この時日本では“疑惑の判定”“誤審”と騒がれた。同年フランススポーツ・アカデミーによりフランス最優秀選手に選出される。内また、大外刈りを得意とした。国立スポーツ体育教育施設(INSEP)でフランス代表コーチも務める。フランスの国民的英雄で、2008年現役引退以来、人権擁護キャンペーンに参加するなど政治活動を始め、2009年10月サルコジ大統領率いる国民運動連合(UNP)よりフランス下院議員に当選。2011年2月〜2012年5月スポーツ相。2001年3月シドニー五輪の誤審問題で損なわれた日仏関係を修復するため来日した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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