ダブルカップル

最新 地学事典 「ダブルカップル」の解説

ダブルカップル

double-couple

互いに逆向きの二つの偶力からなる震源モデル。震源を点とみなせる極限において,断層モデルとまったく同じ波の放射パターンを示す。これに対し,一つの偶力からなる震源モデルをシングルカップルと呼ぶ。「地震源=断層」説が確立する段階で,断層モデルと等価な力系はシングルカップルかダブルカップルかという論争があった。ダブルカップルは複双力源あるいはⅡ型モデルと呼ばれたこともある。それぞれシングルカップルの単双力源,Ⅰ型モデルと対比された呼び名である。ダブルカップルは正味の力もモーメントもゼロであるが,二つの偶力のうちの一方の大きさを地震モーメントという。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 正幸

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む