ダルジャンソン(その他表記)René Louis de Voyer, marquis d'Argenson

改訂新版 世界大百科事典 「ダルジャンソン」の意味・わかりやすい解説

ダルジャンソン
René Louis de Voyer, marquis d'Argenson
生没年:1694-1757

フランスの政治家。国璽尚書を父として生まれ,ルイ・ル・グラン校ではボルテール同級生涯にわたる親交を結んだ。若くして政界入りを果たし,1720年には国務院評定官に任命される。33年に碑銘アカデミー名誉会員となり,また〈中二階クラブ〉存続中はもっとも熱心な常連で,彼の代表作《フランス政体論》(1764)は同クラブで構想されたものである。オーストリア継承戦争下の44年外務大臣となり,反オーストリア政策を推進した。ボルテールをはじめアンシクロペディストの哲学者と交際のあった進歩派でもある。《回想録》(1825)がある。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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