ダルマーナンダコーサンビー(その他表記)Dharmānand Kosanbī

20世紀西洋人名事典 の解説

ダルマーナンダ コーサンビー
Dharmānand Kosanbī


1907.7.31 - 1966
インド数学者,歴史学者。
元・ターター基礎科学研究所教授
ゴア生まれ。
本名Damodar Dharmānand Kosanbī。
仏教学者でハーバード大学教授の父に伴われて渡米し、ハーバード大学で学んだ。インドの諸大学で教授を歴任した後、ターター基礎科学研究所に務め、数学のほか、サンスクリット文献写本の批判的研究、古代インド打刻印貨幣の統計学的研究、プネー周辺の考古学的・文化人類学的研究など、多方面に渡り先駆的な優れた研究を行った。著書に、「インド史研究序説」(’56年)、「インド古代史」(’65年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android