20世紀日本人名事典 「ダレスジョン」の解説
ダレス ジョン
Dulles John Foster
07の外交官,政治家 元・米国国務長官。
- 国籍
- アメリカ
- 生年
- 1888年2月25日
- 没年
- 1959年5月24日
- 出生地
- ワシントンD.C.
- 学歴〔年〕
- プリンストン大学卒,ソルボンヌ大学卒,ジョージ・ワシントン大学卒
- 主な受賞名〔年〕
- 自由勲章〔’59年〕
- 経歴
- プリンストン大学卒業後、ソルボンヌ、ジョージ・ワシントン大で法律・哲学を学び弁護士となる。かたわら1907年ハーグ平和会議代表団秘書、’18〜19年パリ平和会議使節団員。’44年共和党大統領候補デューイの外交顧問。’45年国連憲章起草案を提出し、同年のサンフランシスコ会議代表を務める。’46〜50年国連代表。’50年国務長官特別顧問となり、’51年にはトルーマン大統領の特使として対日平和条約締結の推進役を務めた。’53年アイゼンハワー政権の国務長官となり、大量報復政策を提唱、またSEATO(東南アジア条約機構)や集団安全保障条約の締結を進めた。’59年辞任。著書に「戦争か平和か―ダレス回顧録」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報