ダードゥー(その他表記)Dādū

改訂新版 世界大百科事典 「ダードゥー」の意味・わかりやすい解説

ダードゥー
Dādū
生没年:1544-1603

中世インドの宗教家。アフマダーバードのバラモンの家に生まれたが,生涯の大半はラージャスターン地方で過ごし,同地方のナーラーイナで没した。彼は,《バーニーBānī(詩語)》と呼ばれる大部の宗教詩集を著し,ダードゥー派の開祖となった。この派の中心は苦行者で,それをセーワクsevak(奉仕者)と呼ばれる在家の信徒が援助するという形をとっている。彼らはラージャスターン地方のジャイプル,ナーラーイナなどを拠点にし,パンジャーブ地方にも勢力を伸ばした。彼らの寺院はダードゥー・ドワールDādū-dvārと称せられ,《バーニー》の写本が崇拝の対象となっている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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