チェ・サンヨン(読み)崔 相龍(英語表記)Choi Sang-yong

現代外国人名録2016 「チェ・サンヨン」の解説

チェ・サンヨン
崔 相龍
Choi Sang-yong

職業・肩書
政治学者 法政大学特任教授 元高麗大学教授,元駐日韓国大使

国籍
韓国

生年月日
1942年3月28日

出生地
慶尚北道慶州

専門
日本政治, アジア問題, 国際政治, 西洋政治思想史

学歴
ソウル大学文理学部外交学科〔1964年〕卒

学位
政治学博士(東京大学)〔1972年〕

経歴
1965年来日。東大大学院修士課程に入り、国際政治学を学び、’72年に博士号取得。帰国後、軍事政権による投獄を経験。’76〜82年韓国中央大学教授、’77年東京大学客員教授、’79〜81年ハーバード大学客員教授、同年日本研究所研究員を経て、’82年高麗大学政治外交学科教授。同大アジア問題研究所日本研究室室長、のち同研究所所長も務める。また韓国政治学会会長、韓国平和学会会長、日韓・韓日文化交流会議韓国側副委員長を歴任。2000年3月民間人初の駐日大使に就任。2001年4月日本の“中学歴史教科書問題”で自国の意見確認のため一時帰国。2002年2月退任し、高麗大学教授に再任。現在、法政大学特任教授を務める。著書に「米軍政と韓国民族主義」「日本・日本学」「現代日本の解剖」「韓国民族主義の理念」「平和の政治哲学」など。知日派。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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