チェジュ市(読み)チェジュ(その他表記)Cheju

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェジュ市」の意味・わかりやすい解説

チェジュ(済州)〔市〕
チェジュ
Cheju

韓国,チェジュ島の北岸にある市。チェジュ道の道庁所在地。 1955年市制。道内唯一の開港場で,近海漁業も盛ん。溶岩台地の末端部の湧泉地に発達。島の人口の3分の1以上が集中する政治,経済,文化の中心地で,観光基地としてもにぎわっている。本土プサン (釜山) 市,モクポ (木浦) 市,ヨス (麗水) 市との間に定期船が通い,ソウル市,プサン市,クアンジュ (光州) 市との間に定期航空路がある。面積 254km2。人口 23万 2678 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android