デジタル大辞泉
「木浦」の意味・読み・例文・類語
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木浦 (もっぽ)
Mokp`o
韓国,全羅南道南西部の黄海沿岸の都市。人口25万0480(2000)。務安半島西端に位置し,大田と結ぶ湖南線の終着駅があり,前面の海上に散在する数百の島々への海上交通の拠点をなす。李朝時代には水軍の基地が置かれた。1897年に開港し,背後の湖南平野に産する米,綿花の日本への輸出港として発達したが,現在は陸地の農工産物,島々の水産物を交換する商業都市の性格が強い。栄山江の河口をなす木浦湾の大半はせきにより淡水湖化され,周辺農村の水不足解消に利用されている。木浦港は黄海漁業基地の一つである。
執筆者:谷浦 孝雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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木浦【もっぽ】
韓国,全羅南道西部の務安半島の突端にある港湾都市。日本の植民地時代は,日本向けの米の積出港でもあった。干満の差が激しく,また栄山江の土砂の流入で大型船の接岸は不可能であったが,改修の結果3000トン級の船が横付けできるようになった。湖南線(大田〜木浦)の終点に当たり,全南平野の農産物と多島海の水産物を集散,交易する。木浦工業団地があり,紡績,油脂,ゴム,耐火煉瓦,焼酎などを生産している。湖南線は,2004年に高速鉄道化された。24万5000人(2005)。
→関連項目全羅南道|麗水
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木浦
もくほ / モクポ
韓国(大韓民国)、全羅南道の南西端に位置する港湾都市。面積47.06平方キロメートル、人口25万0336(2000)。1897年に開港し、1910年木浦府となり、49年木浦市になった。日本の長崎と中国の上海(シャンハイ)との中間に位置するため、19世紀末ごろから列強諸国の関心を引いた天然の良港である。水陸交通の便利と農・水産物を背景にして工業が発達しているが、とくに豊富な労働力も木浦市工業発展の主要立地条件になっている。造船、磁器、醸造、製鋼、ゴム、メリヤス、繰綿などの工業が盛んである。漁港、旅客港の機能も重要で、木浦―済州島間は3000トン級のカーフェリーが、木浦―紅島間には快速艇が運航する。第二次世界大戦前は米と綿の輸出港であった。儒達山(228メートル)は市民の公園であり、その東斜面には彫刻公園もある。
[張 保 雄]
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