デジタル大辞泉 「チッコリーニ」の意味・読み・例文・類語 チッコリーニ(Aldo Ciccolini) [1925~2015]フランスのピアニスト。イタリア出身で、ナポリ音楽院に学ぶ。サティやドビュッシーなどフランス近代音楽を得意とした。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「チッコリーニ」の意味・わかりやすい解説 チッコリーニちっこりーにAldo Ciccolini(1925―2015) イタリア出身のフランスのピアノ奏者。生地のナポリ音楽院で学び、1949年ロン・チボー国際コンクールで第1位大賞を受け、以来パリに定住。翌1950年アメリカにデビューし、国際的な演奏活動に入る。1978年(昭和53)初来日。1971年から1989年までパリ音楽院教授。バッハから近代音楽までこなすが、エリック・サティのピアノ音楽全集を録音するなど、響きが軽やかで色彩感覚の豊かなフランス音楽をもっとも得意とした。[岩井宏之]『山口昌男著『オペラの世紀――山口昌男音楽対談集』(1989・第三文明社)』[参照項目] | サティ | フランス音楽 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例