近代音楽(読み)キンダイオンガク

デジタル大辞泉 「近代音楽」の意味・読み・例文・類語

きんだい‐おんがく【近代音楽】

近代音楽ルネサンス以降の西洋音楽古代音楽中世音楽などに対していう。
1890年ごろから第一次大戦終了ごろまでの西洋音楽。R=シュトラウスドビュッシースクリャービンらによって多様な作品が生み出された。

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精選版 日本国語大辞典 「近代音楽」の意味・読み・例文・類語

きんだい‐おんがく【近代音楽】

  1. 〘 名詞 〙 西洋音楽史上、一八九〇年前後から第一次世界大戦終了までの音楽。マーラーウォルフ後期ロマン主義、ドビュッシー、ラベルなどの印象主義に始まり、ストラビンスキー原始主義シェーンベルクの無調主義、スクリャービンの神秘主義など多彩な音楽表現を生んだ。〔モダン語漫画辞典(1931)〕

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世界大百科事典(旧版)内の近代音楽の言及

【現代音楽】より

…現代の音楽の総称であるが,〈現代〉と〈音楽〉の定義がまちまちであるため,意味内容が一定していない。〈現代音楽〉の用語と並行して,〈近代音楽〉〈新音楽〉〈前衛音楽〉〈実験音楽〉〈今日の音楽〉などの用語も用いられる。これらの音楽用語は,微妙なニュアンスの相違はあるものの,ほぼ〈現代音楽〉の同義語として用いられ,新しい思想と技法による芸術音楽をさす場合が多い。…

※「近代音楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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