ちゃと(読み)チャト

デジタル大辞泉 「ちゃと」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐と

[副]ちゃっと」に同じ。
「太夫殿の舞ひぶりが見えぬに、火燭ひそくをとぼして―見よ」〈咄・露がはなし・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちゃと」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐と

〘副〙 =ちゃっと
申楽談儀(1430)よろづの物まねは心根「身を常よりも遅く、静々と動かさば、ちゃと、早く止むべし」
咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下「やいやい皆こひこひ、うち納戸に鬼がへへするぞ。ちゃとこひちゃとこひ」

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