チャウサイテボーダ(その他表記)Chau Say Tevoda

デジタル大辞泉 「チャウサイテボーダ」の意味・読み・例文・類語

チャウ‐サイ‐テボーダ(Chau Say Tevoda)

カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡アンコールトムの東に位置し、トマノンに隣接する。12世紀初頭、クメール王朝のスールヤバルマン2世により建立。中央祠堂と東の塔門を空中参道(敷石を円柱列で支えた橋のような構造物)が結ぶ。わずかに赤い彩色が残る、女神デバターの美しい浮き彫りがある。1992年、アンコールの他の遺跡とともに世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android