トマノン(その他表記)Thommanon

デジタル大辞泉 「トマノン」の意味・読み・例文・類語

トマノン(Thommanon)

カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡アンコールトムの東に位置し、チャウサイテボーダに隣接する。12世紀初頭、クメール王朝のスールヤバルマン2世により建立。二つの塔門祠堂拝殿東西を結ぶ線に配され、経蔵がある。女神デバターの美しい浮き彫りが有名。1992年、アンコールの他の遺跡とともに世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android