チャムラン山(読み)ちゃむらんさん(その他表記)Chamlang

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャムラン山」の意味・わかりやすい解説

チャムラン山
ちゃむらんさん
Chamlang

ネパールヒマラヤ山脈のコシ地区にある雄峰。標高7319メートル。エベレスト山からマカルー山へ、やや南東方向へ延びる山稜(さんりょう)の中間あたりから、南へ張り出した尾根上にある。チャムランとは「大きな鳥」を意味する。古くから知られていたものの、登山隊が派遣されるようになったのは、第二次世界大戦後ネパールが開国してからである。7000メートル峰のため長らく処女峰であったが、1962年5月、北海道大学山岳部中野征紀隊が西側から尾根に取りつき、初登頂に成功した。

[金子史朗]

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