日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャンバル川」の意味・わかりやすい解説 チャンバル川ちゃんばるがわChambal インド中北部を北東流する川。マディヤ・プラデシュ州のビンジャ山脈に源を発し、北東へ流れてアラバリ山脈から流下するバナス川をあわせ、イターワ付近でジャムナ川に注ぐ。全長960キロメートル、流域面積14万3225平方キロメートル。半乾燥地帯を流れるため、灌漑(かんがい)用として重要な河川で、チャンバル計画の名のもとに、ガンディ・サガール、コタなどのダムが中流部に建設され、水と電力がマディヤ・プラデシュ、ラージャスターン両州に供給される。[林 正久] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例