日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビンジャ山脈」の意味・わかりやすい解説 ビンジャ山脈びんじゃさんみゃくVindhya Range インド中部、マディヤ・プラデシュ州の中央を東西に走る丘陵性の山地。全長約1050キロメートル。平均標高は300メートル。先カンブリア時代の砂岩、頁岩(けつがん)から構成される。北斜面は、チャンバル川、ベトワ川などガンジス川水系の流域で、南側はナルマダ川の峡谷となっている。デカン高原と北インドを分ける自然境界とされる。[林 正久] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例