チャープパルス増幅法(読み)チャープパルスゾウフクホウ

デジタル大辞泉 「チャープパルス増幅法」の意味・読み・例文・類語

チャープパルス‐ぞうふくほう〔‐ゾウフクハフ〕【チャープパルス増幅法】

出力レーザーから高強度超短パルスレーザーを得る手法。通常、レーザーの出力を高めるには光増幅器が用いられるが、限界出力があるため、その上限を超えて増幅することはできない。そこで、低出力の短いパルス幅のレーザーを回折格子などで引き伸ばして光増幅器で増幅し、ふたたび回折格子でパルス幅を圧縮することで、限界出力の1万倍を超える強度をもつ短パルスのレーザーを出力することが可能となる。CPA(chirped pulse amplification)。
[補説]1985年、フランスのG=ムルカナダのD=ストリックランドが開発。同業績により、2018年にノーベル物理学賞を受賞した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む