最新 地学事典 の解説
チュリュモフ・ゲラシメンコ
67P/Churyumov- Gerasimenko
軌道要素から木星族短周期彗星に分類される彗星。現在の公転周期は6.45年。2015年の回帰では欧州宇宙機関ESAの彗星探査ミッションROSETTAによって詳細な観測が行われ,彗星核は質量9.98×1012kɡ,平均密度538kɡ/m3,自転周期12.4時間と推定される。彗星核の空隙率は70〜80%程度と高く,内部に明確な不均質性は見つかっていない。彗星核から放出された水の水素同位体比の測定から,星間物質の履歴を引き継ぐ,始原的な氷小天体と考えられている。
執筆者:河北 秀世
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

