チライトマベツ(読み)ちらいとまべつ

日本歴史地名大系 「チライトマベツ」の解説

チライトマベツ
ちらいとまべつ

アイヌ語に由来する地名。当地一帯は近代に入って長万部村に包含された。仮名表記は「チライトマベツ」(観国録)のほか、「チライマベツ」(玉虫「入北記」など)、「チライベツ」(「蝦夷日誌」二編)もある。玉虫「入北記」には「チライマベツト云フ所ニ至ル、此所和名蕨台ト唱フ」とある(安政四年閏五月一六日条)。一方、「観国録」には「蕨台」と並んで「チライトマベツ」がみえ(同年四月二〇日条)、両者は区別されている。また板本「東蝦夷日誌」の「蕨台夷言トハウシ、人家あり」「畑有、甜瓜を作る。此所の名産とす」という記述では、「蕨台」のアイヌ語地名は「トハウシ」と読め、各々の関係性については不明な点が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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