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長万部町(読み)おしゃまんべ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

長万部〔町〕
おしゃまんべ

北海道南西部,内浦湾 (噴火湾) に面する町。 1943年町制。地名はアイヌ語のオシャマンペ (川尻が横になっているところの意) に由来。 1872年函館支庁の長万部出張所を設置。農業は畑作が主体で,畜産も普及。静狩漁港を中心に沿岸漁業が行われ,ホタテ,ワカメ,ケガニの水揚げがある。 1993年には国縫 (くんぬい) に日本初のワイングラス形の島式漁港が完成。港口に砂がたまらず海岸線もそこなわない漁港として注目されている。木材・木製品製造業や食品産業の諸工場も立地。ラジウム温泉で知られる二股温泉の石灰華ドームはアメリカのイエローストーン国立公園の間欠泉とともに世界的に珍しい現象。 1955年に天然ガス試掘の際湧出した弱食塩泉の長万部温泉がある。東蝦夷地南部藩陣屋跡は史跡に指定。国道5号線,37号線,230号線が通り,JR函館本線と室蘭本線が分岐する交通の要衝。面積 310.76km2。人口 5926(2015)。

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