ちりめん環(読み)ちりめんかん(その他表記)crepe ring

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ちりめん環」の意味・わかりやすい解説

ちりめん環
ちりめんかん
crepe ring

土星の輪の内環。クレープリング,クレープ環,C環ともいう。 1850年 W.ドーズおよび W.ボンドと G.ボンド父子によって発見された。半径内側で7万 3000km,外側では8万 9000km,幅は1万 6000km。土星の3つの環のなかで最も光が弱く半透明である。ボイジャー1,2号による探査によれば,このC環も他の土星の環と同じく,多くのさらに細い環から構成されている。また,少くともその細い環の一部は,土星に対して完全な円ではなく楕円形をしていることもわかった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む