つい通る(読み)ついとおる

精選版 日本国語大辞典 「つい通る」の意味・読み・例文・類語

つい‐とお・る‥とほる【つい通】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「つい」は接頭語 )
  2. すばやく通る。すっと通る。
    1. [初出の実例]「喜三太は卯の花垣の先をつゐとをりて」(出典:義経記(室町中か)四)
  3. 物事がごく自然に行なわれる。普通に行なわれる。
    1. [初出の実例]「つい通 普通を云、何の意なくツイ通る也」(出典:俚言集覧(1797頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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