事典 日本の大学ブランド商品 「つちカエル」の解説
つちカエル
大分大学(大分県大分市)の大学ブランド。
リサイクルの輪を実現することを目的に、工学部・酒井謙二教授と大分県産業科学技術センター(大分市)(佐伯メカトロセンターから支援移行)、株式会社エコアップ(臼杵市)の産学官共同開発グループによって開発された生ゴミ処理機。高温環境で活動を活性化する好熱性微生物群「専用つちカエル菌」で自然発酵を促し、約24時間で生ゴミを分解。安全で衛生的な再資源化がおこなわれる。高性能脱臭装置を内蔵し、周辺環境にも配慮した設計。液晶タッチパネル操作画面で簡単操作ができ、投入口が低いため、生ゴミの投入が誰でも楽にできる。撹拌もトラブルが少なく安定した縦軸方式採用、撹拌する羽根から発酵物に、ダイレクトに空気を供給できる。特許取得(第3057488号)。なお、「つちカエル」は、2003(平成15)年6月に商標取得済(第4682747号)。権利者は、株式会社エコアップ。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報