普及版 字通 「テイ・かわらやなぎ」の読み・字形・画数・意味
17画
[字訓] かわらやなぎ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(聖)(せい)。聽(聴)(ちょう)の従うところと同じく、おそらく(呈)(てい)の声をとるものであろう。〔説文〕六上に「河柳なり」とあり、〔爾雅、釈木〕も同じ。〔爾雅翼、釈木一〕に「細くして絲の如く、婀(あだ)として愛すべし。天の將(まさ)に雨ふらんとするや、先づ氣をして、以て之れに應ず。故に一に雨師と名づく。は(てい)、則ち赤の貞なり。りて赤と爲ると云ふ」とみえる。〔詩、大雅、皇矣〕にその木名がみえる。
[訓義]
1. やなぎ、かわやなぎ、かわらやなぎ。
2. むろのき。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 川夜奈(かはやなぎ)、、牟呂乃木(むろのき)〔名義抄〕 ムロ 〔字鏡集〕 ムロ・ムクノキ・ムロノキ
[熟語]
陰▶・乳▶・柳▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報