現代外国人名録2016 「ティムハント」の解説
ティム ハント
Tim Hunt
- 職業・肩書
- 生化学者 ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン名誉教授
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1943年2月19日
- 出生地
- チェシャー州ネストン
- 本名
- ハント,ティモシー〈Hunt,Richard Timothy〉
- 専門
- 細胞周期
- 学歴
- ケンブリッジ大学(生化学)〔1964年〕
- 学位
- Ph.D.(ケンブリッジ大学)〔1968年〕
- 資格
- ロイヤル・ソサエティ会員, 米国科学アカデミー外国会員〔1999年〕
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章〔2002年〕
- 受賞
- ノーベル医学生理学賞〔2001年〕,ロイヤル・メダル〔2006年〕
- 経歴
- アルバート・アインシュタイン・カレッジでポストドクトラル研究員を経て、1970〜90年ケンブリッジ大学生化学研究員・講師。’90年〜2010年インペリアルがん研究基金研究所主任研究員。この間、ウッズホール海洋生物学研究所でサマーコースのインストラクターをしていたことが発端となってサイクリンを発見。以後、サイクリン研究分野のリーダー的存在として知られる。2001年細胞周期の主要な制御因子を発見し、細胞周期研究に道を開いたとして、同基金総長のポール・ナース、フレッド・ハッチンソンがん研究センター所長リーランド・ハートウェルとともにノーベル医学生理学賞を受賞。共著に「細胞周期の分子生物学」(1993年)がある。2006年ナイト爵に叙される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報