ティーノ島(読み)ティーノトウ

デジタル大辞泉 「ティーノ島」の意味・読み・例文・類語

ティーノ‐とう〔‐タウ〕【ティーノ島】

Tino》イタリア北西部、リグリア州の町ポルトベネーレ沖合に浮かぶ三つの小島の一。スペツィア湾の西の外れに位置する。中世初期に守護聖人ウェネリウス(サンベネリオ)が隠遁。11世紀に彼の聖遺物を納める修道院が建てられ、その遺構が残っている。現在は一部が軍用地になっており、一般人の立ち入りが制限されている。1997年に「ポルトベネーレ、チンクエテッレ及び小島群(パルマリアティーノ及びティネット島)」として世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ティネット島

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む