出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…13世紀以降,隠者も共同組織にくわえられることが多く,アウグスティヌス会,カルトゥジア会,カルメル会などが成立し,現在にまで存続する。【樺山 紘一】
[日本]
日本でも,世俗の生活を捨てたり,そこでの社会的・人間的な関係のもつ制約から逃れ,ときに山野に隠れ住む人を隠者といい,その行為を隠遁という。日本古代の隠遁は老荘や儒教の影響をうけた中国の隠逸を模倣し,官僚社会から逸脱した生活を憧れる観念としてあらわれた。…
※「隠遁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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