デジタル大辞泉 「テスラコイル」の意味・読み・例文・類語 テスラ‐コイル(Tesla coil) 共振により高周波・高電圧を発生させる変圧器。火花放電で振動電流を発生させ、巻数比が大きい空芯式コイルで共振させる。米国の電気工学者ニコラ=テスラが考案した。テスラ変圧器。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「テスラコイル」の意味・わかりやすい解説 テスラコイル 高電圧の高周波振動電流を得る特殊な変圧器。鉄心を使わない二つの同軸円筒形コイルからなり一次側に火花放電により振動電流をつくり,巻数の多い二次側コイルで数十万ボルトに高める。1891年テスラが考案。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のテスラコイルの言及 【テスラ】より …ウェスティングハウス社はテスラの特許を買収し,ナイアガラ水力発電所の送配電に二相交流を用いて成功をおさめた。テスラはまた高周波高電圧変圧器〈テスラコイル〉を発明し,これを応用した高周波高電圧交流による無線送電の実験に取り組んだが,成功しなかった。ユーゴスラビアのベオグラードには彼を記念するテスラ博物館がある。… ※「テスラコイル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by