テチス相(読み)テチスそう

最新 地学事典 「テチス相」の解説

テチスそう
テチス相

Tethyan facies

ヨーロッパでジュラ紀後期~白亜紀前期に,北方の寒冷な北海盆地の海域と対立して,南方の地中海岸地域に独立の海をなしていたテチス海は暖海であった。そのために,造礁性サンゴをはじめ独特の動物群で特徴づけられるように,北海盆地とは別個の生物地理区を代表した。例えばジュラ紀末期のアンモナイト群は北海盆地のものとまったく異なって,Reineckia・Oppeliaなどで特徴づけられる。また白亜紀前期の中ごろではテチス海に厚歯二枚貝に富むウルゴン相石灰岩が発達した。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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