ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テュデウス」の意味・わかりやすい解説 テュデウスTydeus ギリシア神話の英雄。カリュドンの王オイネウスの子だが,殺人の罪を犯して故国を去り,アルゴスに来てアドラストス王の娘デイピュレを妻に与えられ,同時にアドラストスの婿になったポリュネイケスのために,アドラストスを総大将として企てられたテーベ攻めに,7将の1人として参加し,敵将のメラニッポスを打取りながら,これに致命傷を負わされ戦死した。エピゴノイの一人で,トロイ戦争で活躍するディオメデスはデイピュレの産んだ彼の子である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by