致命傷(読み)チメイショウ

デジタル大辞泉 「致命傷」の意味・読み・例文・類語

ちめい‐しょう〔‐シヤウ〕【致命傷】

死の原因となる重い傷。「致命傷を負う」
取りかえしのつかないほど大きな痛手。「収賄疑惑致命傷となって落選する」
[類語]重傷深手痛手

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精選版 日本国語大辞典 「致命傷」の意味・読み・例文・類語

ちめい‐しょう‥シャウ【致命傷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 命にかかわるような重い傷。死の原因になる傷。
    1. [初出の実例]「致命傷を受けた獣のやうに呻いた」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
  3. ( 比喩的に ) 再起できないような大きな損害
    1. [初出の実例]「外国船の保険にて十万磅(ポンド)大怪我を負ひ〈略〉殆んど致命傷と存じ候故」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉虚業家尺牘数則)

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デジタル大辞泉プラス 「致命傷」の解説

致命傷

米国の作家スティーヴン・グリーンリーフのハードボイルド小説(1979)。原題《Grave Error》。「知性派探偵ジョン・タナー」シリーズ。

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