デジタル大辞泉 「テラヘルツ波」の意味・読み・例文・類語 テラヘルツ‐は【テラヘルツ波】 波長0.03~3ミリメートル、周波数1テラ(1兆)ヘルツ程度の電磁波。電波と可視光の中間の周波数をもつ。発生と検出が困難なため、その利用は未開拓であったが、簡便な発生装置が開発されて研究が進んでいる。物質を透過するため、X線に代わって封筒や荷物の中の物を特定する非破壊検査をはじめ、医療、宇宙観測などに利用される。波長0.1~1ミリメートルの領域はサブミリ波と呼ばれる。テラヘルツ光。テラ波。デシミリメートル波。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by