テレンチア(その他表記)Terentia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テレンチア」の意味・わかりやすい解説

テレンチア
Terentia

[生]?
[没]1
古代ローマの政治家文人 M.キケロの1番目の妻。富裕なパトリキ (貴族) の出で,キケロの作品にしばしば触れられており,彼に与えた影響も大きかったといわれる。夫が追放中は救援のために働いたが,のち金銭上の不正を疑われて離縁された。 G.サルスチウス,次いで V.メッサラに嫁した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android