てんぽ酒(読み)テンポザケ

デジタル大辞泉 「てんぽ酒」の意味・読み・例文・類語

てんぽ‐ざけ【てんぽ酒】

むやみに飲む酒。やけ酒。
「酒を飲むにも色々が有。色もなう飲むを―」〈伎・壬生大念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「てんぽ酒」の意味・読み・例文・類語

てんぽ‐ざけ【てんぽ酒】

  1. 〘 名詞 〙 やけくそに飲む酒。やけ酒。また、無粋な飲酒
    1. [初出の実例]「色もなふ飲むをてんぽ酒、我は飲まね共、人に強いられて飲むを、けしき酒と云」(出典:歌舞伎・傾城壬生大念仏(1702)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む