ディオバン研究論文不正

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ディオバン研究論文不正

製薬会社ノバルティスファーマの降圧剤ディオバンが、他の降圧剤よりも脳卒中狭心症を大幅に減らせるとした京都府立医大などの臨床研究論文で、データ操作の疑いが2012年に浮上し、論文が撤回された。ノ社元社員の白橋伸雄しらはし・のぶお被告がデータ解析を担当。ノ社は研究を実施した5大学に総額約11億円の奨学寄付金を提供し、ディオバンに有利な内容の研究論文を販売促進に利用していた。ディオバンの売上高は1兆円を超えた。

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