デイメク(その他表記)Kazimierz Dejmek

改訂新版 世界大百科事典 「デイメク」の意味・わかりやすい解説

デイメク
Kazimierz Dejmek
生没年:1924-2002

ポーランド演出家古典劇正統をくむ演出で知られる。若くしてウッチの〈新劇場〉支配人(1949-61),のちワルシャワの〈国民劇場〉に移るが1968年に解任され,72年ウッチ〈大劇場〉に復帰するまでの4年間は冷遇された。理由は1968年2月末〈国民劇場〉のミツキエビチ作の古典詩劇《父祖の祭》の演出が〈反ソ的〉として上演禁止となったことから,〈三月事件〉へ発展したためであった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む