正統(読み)ショウトウ

デジタル大辞泉の解説

しょう‐とう〔シヤウ‐〕【正統】

せいとう(正統)」に同じ。
「頼政卿は、…源氏嫡嫡の―」〈平家・一〉

せい‐とう【正統】

正しい系統・血筋。嫡流。「源氏の正統
創始者の教え・学説・思想などを正しく受け継いでいること。「保守の正統を自認する」
その時代、その社会で最も妥当とされる思想や立場。「戦争中正統とされた思想

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大辞林 第三版の解説

しょうとう【正統】

せいとう(正統)」に同じ。 ⇔ 閏統じゆんとう 「我君は天孫四十九世の-/平家 8

せいとう【正統】

(いくつかに分かれたうちの)正しい系統や血筋。
始祖の学説や教義を忠実に伝えていること。正しい学統。 ⇔ 異端

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世界大百科事典内の正統の言及

【イスラム】より

…他方シーア派の信者は,全ムスリム人口の10分の1を占めると推定され,イラン,イラク,パキスタン,レバノン南部に多く住み,その大多数は,サファビー朝(1501‐1736)によって国教とされた十二イマーム派に属する。 欧米でも日本でも,スンナ派はしばしば正統派と訳され,これに対してハワーリジュ派,シーア派は異端とみなされる傾向にある。しかし両者の関係は,キリスト教における正統と異端とは本質的に異なる。…

【異端】より

…ギリシア語hairesisに由来し〈分派〉を意味する語であるが,通常は特定の教義を信奉・標榜する団体において,正統教説に対立して,断罪・排除される立場,もしくはその主張者をさす。したがって,異端は,正統orthodoxyの対立物として定義されるかたわら,ことなった教義にもとづく敵対物たる異教とは区別される。…

※「正統」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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