でに

精選版 日本国語大辞典 「でに」の意味・読み・例文・類語

でに

  1. 〘 造語要素 〙 人称代名詞など、人を表わす体言助詞「が」や「の」が接した形につき、それ自身で、それみずからの意を表わす副詞句をつくる。
    1. [初出の実例]「わしが男をわしがでにどうしようと構やんな」(出典:浄瑠璃・愛護若塒箱(1715頃)一)
    2. 「お主のでに喰殺してお了ひなさるる」(出典:浄瑠璃・応神天皇八白旗(1734)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む