デリー大学(読み)デリーだいがく

大学事典 「デリー大学」の解説

デリー大学[インド]
デリーだいがく

デリーにある国立大学。1922年,連邦議会法のもと中央政府により設置された。総長インド副大統領が,総長代理を最高裁判所長官が務める。設立当初はセント・ステファン・カレッジ(1881年),ヒンドゥー・カレッジ(1899年),ラムジャス・カレッジ(1917年)と,人文学部理学部の2学部で構成された。現在は二つのキャンパスをもち,16学部86学科(うち18学科が大学補助金委員会から特別補助金プログラムの交付を受ける),81のカレッジ,27の研究所・機関によって構成される。学生数はインド最大規模の約49万人。そのうち約18万人が正規課程(学部・学科に1万7000人,カレッジに16万7000人),約30万人が通信課程などの非正規課程に在籍
著者: 小原優貴

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のデリー大学の言及

【デリー】より

…これをうけてニューデリーとその西隣の軍事区の建設が開始された。31年のニューデリー完成までは,シビル・ラインに臨時政庁が置かれ,22年にはデリー大学が創立された。遷都宣言時の人口はわずか23万3000にすぎなかったが,41年には67万6000に達した。…

※「デリー大学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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